外壁リフォームの豆知識

外壁リフォームの知識を詳しくご紹介!

サイディングの種類

サイディングの種類 外壁リフォームに使われる壁材には様々なものがありますが、最も主流となっているのがサイディングです。窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類が存在する壁材で、それぞれ特徴が異なります。
窯業系は、セメント質と繊維質を主原料としたタイプで、4つの中で最も主流となっています。耐震性や耐火性に優れるというメリットがありますが、蓄熱性も高いので断熱塗料を使用するなどの対策が必要です。
金属系は、文字通り金属を原材料としたタイプで、断熱性や防音性が高いという特徴があります。一方で、雨水などによってサビが発生する恐れがあるので、定期的なメンテナンスを行うことが大切ですが、窯業系と比べるとメンテナンス頻度は長めとなっています。
木質系は、天然木に塗装を施した壁材です。天然木ならではの温かみのある外壁に仕上げることができるとともに、断熱性が高いというメリットがありますが、防火性や吸水性は劣ります。
樹脂系は、塩化ビニル樹脂を主原料とする壁材です。日本ではあまり普及していませんが、北米では広く使用されており、耐久性や耐候性が高いというメリットがあります。一方で、非常に軽量で薄い壁材なので遮音性には劣ります。
以上が、外壁リフォームに使われる4種類のサイディングの特徴となります。

サイディングを使った外壁リフォームの施工例

サイディングを使った外壁リフォームの施工例 サイディングを使って建てられている戸建て住宅は、10年を目安に外壁リフォームをすることでより長持ちする住宅にすることができます。そのため、新築して10年が経過したら一度施工した業者でも構いませんので、チェックをしてもらうとよいでしょう。
外壁リフォームの業者は、飛び込みで営業をかけてくることもありますがすぐに決めずに施工例を見せてもらうなどして、しっかりと打ち合わせをした理見積もりを取ることで安心して依頼をすることができます。
サイディングを使った外壁リフォームは多くの業者が行っていますが、材料の種類や施工の費用などは大きく異なるのが実情です。
仕上がりのイメージをしやすいように、近所に施工例を見せてもらえる家があるならあらかじめ確認しておくのをおすすめします。一つの業者にだけ見積もりを取るのではなく、金額が大きいのでできればいくつか見積もりをとって費用対効果が良いところに依頼するとよいでしょう。